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自画像

自画像

 いつも御覧の皆様、拍手やコメントを下さる皆様、ありがとうございます。
 この二ヶ月、愚かな人間社会のゴタゴタにまきこまれて簡単に書ける下らない記事ばかりでしたがそろそろ本来の目的に戻ろうと思います。
 ただ、準備が必要ですのであと二週間ばかりお待ち下さい。
 第50話からの検証を再開します。

テーマ : ゾルダーの自慰行為
ジャンル : アダルト

ある男に囚われたゾルダー⑪(終)

 眠りから覚めた私は我に帰りました。急いで私の下で眠っている偽ゾルダーの様子を伺いました。
 どうやら、永遠の眠りに就いている様でした。よかった・・・。
 でも、まだ安心は出来ませんでした。このままでは私は酸欠で死んでしまうからです。
 大分弱っていました。この体力でベッドを持ち上げるのに勇気が要りました。
 でも、私は生きたいと勇気を振り絞りました。
 ベッドから降りました。
 ベッドをずらしました。
 偽ゾルダーをベッドの圧迫から解放しました。
 一つ、最も気がかりなことがありました。
 偽ゾルダーが死ぬぐらいの圧力をベッドの足の先端を使って与えたのです。
 偽ゾルダーの纏う人工皮膚の状態が心配でした。
 でも、よかったあ・・・。
 足はベストの上から圧迫していました。人工皮膚は無事でした。見た目損傷してたいませんでした。
 私の人工皮膚よりも良好でした。
 私の右腕の人工皮膚はずる剥けです。
 肉が剥き出しなのです。
 若干の出血もしています。
 その出血も止まりつつあります。
 しかし、瘡蓋は人工皮膚を縫合してはくれません。
 人工皮膚は裂けたままです。
 天然皮膚ならば瘡蓋が裂けた皮膚を塞ぎ新陳代謝を待って完治します。
 でも、人工皮膚には新陳代謝がありません。
 愚かな人間どもよりも優越した人種・ゾルダーの最大の欠点です。
 我々ゾルダーは急造の戦闘員としての強靭な体力を得るために常に筋肉に負荷を与える為に人工皮膚を張り付けます。より効果を有効にする為に天然皮膚を全て剥ぎ取り筋肉などの内部組織に直接張り付けます。
 内部組織に直接張り付けるにはもう一つ目的があります。末梢神経と馴染ませ脳からの指令を直接具現化させるためです。脳で念ずると人工皮膚はその細胞組織を一瞬にして変化させることが出来るのです。これが私たちが一瞬にして変身できる秘密です。念力には集中力を要します。それが解けると一瞬にしてゾルダーの姿に戻るのです。ずっと変身出来ずゾルダー姿でいる時間の方が長いのはゾルダー姿でいる方が我々にとっては自然で楽だからです。
 これだけ優れた体に生まれ変わった我々ゾルダーですが、悲しいかな、所詮は人工的に作られた生物なんです。
 新陳代謝のない人工皮膚は破損すると自然治癒しません。
 そのままにしておくと死んでしまいます。
 負傷したゾルダーが手当てされることなく使い捨てられるのは人工皮膚が勿体無いからです。
 肉体を損傷した人間に新たに人工皮膚を張り替えるより五体満足な人間に人工皮膚を張り付ける方が合理的だからです。
 だから、今の私も本来ならばもう死ぬしかないのです。
 でも、そこは戦時と平時の大きな違いです。
 戦時なら人工皮膚を張り替える余裕などありません。
 でも、今はあります。
 だから私は有難くその状況を享受します。
 偽ゾルダーから剥がした人工皮膚を私は頭部だけ洗いました。
 あの変態野郎の欲情にまみれてグチョグチョな口部分だけ洗いました。
 ここからが最大の難関なのです。
 自分一人の手で上手く張り替えられるのか・・・。
 迅速に張り替えないと死にます。
 酸欠状態で確実に死にます。
 人間は呼吸無しには生きていけません。
 それも肺呼吸だけでは生きていけません。
 皮膚呼吸無しには生きていけません。
 だから、ただ伸ばされただけでも剥ぎ取られるとゾルダーは死んでしまうのです。
 でも、すぐに皮膚を張り付ければまた皮膚呼吸が出来ます。
 生き延びることが出来ます。
 私はそうやって今、生き延びねばならないのです。
 無残に剥ぎ取られて死んだ仲間の分も。
 だから私はその新だ仲間の人口皮膚を貰って生き延びるんです。
 三分間でどうにか、私は自分の皮膚を全て剥がして無事に仲間の皮膚を移植し終えました。
 手先爪先から肉棒に至るまで全てに人工皮膚を移植し終わることが出来ました。
 私は生き返りました。
気をつけ
 黒十字軍は永遠に不滅でないとしても
 ゾルダーは永遠に不滅です
 ホイホイホイーーーー!
(終)

テーマ : ゾルダーの自慰行為
ジャンル : アダルト

ある男に囚われたゾルダー⑩

 人工皮膚を擦り剥き呼吸も絶え絶えでしたが私は奮起しました。仲間のゾルダーを殺しそのゾルダーに化けて遊んでいる目の前の愚かな人間を絶対に許せなかったのです。
 偽ゾルダーの体力は相当なものでしたが私は信じました。強化改造された本物のゾルダーが偽物ゾルダーに負けるわけがないと。
 偽ゾルダーは余裕で私の攻撃をかわしました。
 「おい!ゾルダーのくせに俺様にたてつくのか。いい度胸じゃねえか」
 「ホイ!」
 私はもう問答無用でした。こんな奴と対話をする気などもうありません。
 「ホイ!」
 ゾルダーの誇りであるこの掛け声しか私はもう発しませんでした。
 「いいねえ。その掛け声。それでこそゾルダーだ。それでこそ化物だ」
 「ホイ!」
 私は偽ゾルダーの挑発に乗らず自分を鼓舞する為に「ホイ!」としか叫び続けませんでした。
 外から見るとゾルダーの同士討ち。誤攻撃など止むを得ない事故によることはありますがお互いに攻撃しあう肉弾戦はありえません。そう、相手がゾルダーでないからこそ起こることなのです。私はそのことに一寸戸惑いながらも思い切る意味でも「ホイ!」と叫び続けました。
 偽ゾルダーは私のパンチなどの攻撃を本当にいともたやすくかわします。表情は眼だけしか見えませんが明らかに嘲笑していました。畜生、舐められている・・・。
 暫く偽ゾルダーは私をかわし続けましたが思った以上に私がしぶといので遂に攻撃に出ました。
 「ホェ・・・」
 奴の顔面パンチを食らって私は間抜けに声を漏らしてしまいました。
 ショッカー戦闘員などのように洗脳によって「イー」としか叫べない人達と違って我々ゾルダーはあくまで合言葉として自分の意志で「ホイ!」と叫んでいます。「ホイ!」と叫ぶことでゾルダーとして生きている誇りを確認しながらやられたり死んでいったりするのです。だから時として叫び忘れることがあるのです。私は何があっても絶対に忘れまいと覚悟して戦っていましたが危うく忘れそうになり気持ちを引き締めました。
 そして、部屋に落ちていた黒十字カッターを拾い上げ、再び男に立ち向かいました。
 「おっと!武器を使うのかい?俺、丸腰なんだけどなあ」
 「ホイ!」 と叫んだところで私は重大なことに気付きました。
 偽ゾルダーを斬りつけてはならないのです。そんなことをしたら今戦っている意味が半減します。
 死んだ仲間の敵討ちをする点ではどんな手段を使ってでも男を殺すべきです。
 でも、死んだ仲間の分まで生きるためにはそれでは全く意味がないのです。
 二兎を追う者一兎も得ず・・・。
 私の脳裏にかすめました。
 このままでは本当にそうなりそうです。
 私の体力も限界です。人工皮膚が破れている為に酸欠気味です。
 私は偽ゾルダーにどんな手段を使ってでもというわけには行かない状況に苛立ちを覚え、腹いせに黒十字カッターをベッドに突き立てました。
 更に体力を消耗してしまいました。
 どうすればいいんだ・・・。
 余裕綽々の偽ゾルダーになす術の見当たらない私はもう意気も絶え絶えになりつつありました。なんとか、なんとかしないと、でもどうするんだ・・・。
 「ホイ!」畜生という感情を思い切り込めて私は叫び再び火事場の馬鹿力が沸き起こりました。
 先ほど跳ね除けたベッドをガバッと持ち上げ頭上に振りかぶりました。
 「お、おい!マジかよ!」
 「ホイーッ!」
 私は男めがけて思い切り投げつけました。
 偽ゾルダーは狭い部屋中で逃げるわけにも行かず炸裂しました。
 ベッドの下敷きになる偽ゾルダー。
 私はこの気を逃しませんでした。
 先ほどやられたのと全く逆のことをしました。
 いえ、奴以上の感情を込めて何度も何度もプレスし続けました。
 ベッドの足が男の胸に当たっていました。
 「グベェ・・・、グベェ・・・」
 この叫び方こそゾルダーでない何よりの証拠。私の憎悪を倍増させました。
 「ゴキゴキ」
 肋骨でしょうか?砕ける音も聞こえました。
 偽ゾルダーはもはや動きませんでした。
ベッドプレス

 それを確認し、安堵した私はそのままぐったりと心地よいベッドの上で休みました・・・(続く)

テーマ : ゾルダーの自慰行為
ジャンル : アダルト

ある男に囚われたゾルダー⑨

ベッドプレス
 男の攻撃で気持ちよくなって眠ってしまった私は痛みを感じて目覚めました。
 その痛みは男に何度も蹴りつけられた腹部ではありません。
 ゴレンジャーのような強化服による怪力で攻撃されるとさすがにもたないのですが男も怪力の持ち主とはいえ私を殺そうとする気がないのでとっても気持ちいい刺激だったのです。
 打撲のような衝撃に対しては我々ゾルダーは強いのです。人工皮膚で全身は強化されていますし、胴体はレザーベストで更に保護されていますし。
 しかし、人工皮膚を破壊するするような衝撃に見舞われた場合、我々ゾルダーは弱いのです。
 一番苦手なのはブルーチェリーです。あのように一点に集中して圧力が加わると人工皮膚はもろいのです。人工皮膚を突き通したチェリーによって内臓が破壊され失命せざるを得ないのです。
 ミドメランなどの鋭利な刃物にも弱いのです。やはり人工皮膚は切り裂かれ内部組織を破壊されて失命せざるを得ません。
 人工皮膚さえ破損しなければ普通の人間よりも衝撃に強い我々ゾルダーは簡単には死にません。
 でも、人工皮膚が破損してしまったら・・・。
 死んでしまいます。
 それは、内部組織の破壊以前の問題があるのです。
 だから私は人工皮膚に気を遣っていつも生きています。
 でも、囚われたことによってすっかり興奮してしまい、私は男に余りに身を任せすぎ我を忘れていました。
 そう、腕に痛みを感じるまでは。
 セクシーなゾルダーのレザーベスト。胴体こそ守ってくれますが肢体は剥き出しです。このデザインがたまらなくてゾルダーを志願したくなる有難いデザインなのですがそれが実用性という点では欠陥だったりします。
 投げつけられたりして腕や脚を擦り剥く危険は高いのです。
 擦り剥いたぐらいでは死にません。
 でも、放って置くと・・・。
 私はその恐怖におののきました。
 「そ、そんな・・・。腕が擦り剥けている・・・」
 私は早く処置しなければならないと焦りました。
 応急処置で縫合しなければならないと思いました。
 そして機会のあるときに全身の人工皮膚を新しいものに張り替えるのです。
 そうしないと私は本当に死んでしまうのです。
 戦ってもいないのに死ぬわけにはいかない。この意識が蘇りました。男にこのままでは自分は死んでしまうと伝えようとしました。
 そして、男を見やろうと私は頭を擡げました。
 しかし、部屋に男の姿は見えませんでした。
 代わりに見慣れた姿が立っていました。
 え、どうしてまた・・・。
 私を見下ろす姿。それはゾルダーでした。
 男がまた連れてきたんだ・・・。
 でも、どうして?このゾルダーは私を見下ろしてるんだろう・・・。
 男はこのゾルダーを傷めつけて動けない様にしないでどこに言ったんだろう・・・。
 「やあ、おまえもつかまったのか・・・」
 私はベッドの下敷きになったままぐったりしたままそう問いかけました。
 「よ!お目覚めかい!気持ちよく眠ってたな」
 「ああ、面目ない。つい」
 「いいってことよ」
 「男はどうした?なんでおまえは痛めつけられてないんだ?」
 「ハハハ、何故ってなあ・・・」
 「そうか、有難う。助けに来てくれたんだな。有難う」
 いくら男の行為に性的魅力を感じて屈してしまったとはいえ、本当は解放されたかったのです。私は続けました。
 「早く、ベッドプレスから解放してくれよ。それと、俺、腕を擦り剥いてしまったんだ」
 「え!なんだって!やりすぎかよ!」
 ここで、私はいいことを思いついたのです。
 「そうだ、その辺に、人工皮膚が落ちてるだろう。おまえが捕まる前に捕まったゾルダーが引き剥がされたんだ。可哀相なことをしたよ。これはあいつの分まで生きるよ。応急処置よりあいつの人工皮膚を全身丸ごと張りなおしたほうがいい。素早く張り直さないと死んじゃうよ」
 「なんだって?死ぬ?そんな馬鹿な。擦り剥いたぐらいで」
 「え!何行ってるんだ。おまえ・・・」
 おかしいです。このゾルダー。どうして人工皮膚が破損すると死に至ることを知らないのでしょう。改造された時に教えてもらっていないのか・・・。
 「おい!おまえもゾルダーならもっと焦ってくれよ。俺の身になってくれよ」
 すると、このゾルダー、高笑いを起こしました。
 「おまえ、ばっかじゃないの!俺はゾルダーじゃねえよ!」
 「何?なんだって!」
 思ってもみないことがここで浮かんできました。まさか、この男は・・・。
 「ゴレンジャーの真似をしてみたのさ。なんだ、普通の全身タイツじゃねえかよ。人工皮膚とは笑わせらあ」
 私は全てを悟って怒り心頭に発しました。
 「畜生!」
 「おっと、随分な呼び方だね。すると今は同じ格好だから『畜生同士』か。ふざけるな!」
 「ふざけてるのは貴様だ」
 「至って真面目だね。これからゾルダー同士で抱き合いっこしようぜ。愛撫しあおうぜ。俺の真っ黒くなっちゃった肉棒をおまえにやるよ。セックスしようぜ」
 「ふざけるな!男同士でセックス出来るか!」
 「だから至って真面目だって言ってるだろう。馬鹿野郎!」
 私はもう我慢できませんでした。この男に与えられた快楽とそれに寄る感謝など微塵もなくなっていました。
 「その人工皮膚を脱げ!返せ!」
 私は火事場の馬鹿力を発揮してベッドを跳ね上げ飛び起きました。自分が生き抜く為に必死にゾルダーに化けた男に襲い掛かりました。(続く)

テーマ : ゾルダーの自慰行為
ジャンル : アダルト

ある男に囚われたゾルダー⑧

側頭部プレス
 ベッド下から無理矢理しかも足から引きずり出された私はベッドプレスから解放されたわけではありませんでした。頭部だけ残してさらにプレスされたのです。
 側頭部への衝撃は厳しいものがあります。私は気を失ったのですが大丈夫でした。ヘッドギアのおかげです。普通の戦闘員なら絶対死んでいます。
 やはり私はゾルダーに生まれて良かったと思いました。
 ゾルダーはどんな「正義のヒーロー」よりも極悪非道なゴレンジャーの必ず死に至らしめるのが目的の攻撃にも耐え忍ぶ為に他の秘密結社の戦闘員よりも防護アイテムが優れているのです。その一つはレザーベストでありもう一つがヘッドギアなのです。レザーベストは全裸に生まれた我々ゾルダーのファッションアイテムとしての役割もありますが本当の役割は全身剥き出しの人工皮膚の特に胴体を守る為なんです。野外戦で地面に叩きつけられて斜面を転がされることなど当たり前ですから。それぐらいで人工皮膚が擦りむいていたのでは実につまらないですから。人工皮膚が消耗するとそれが死に繋がるのです。ブルーチェリーで射られたりミドメランで斬られたりモモ爆弾で吹っ飛ばされたり阿蘇山投げで骨折させられたりレッドビュートで絞殺されたり、といった具合に立ち上がる体力を奪われる必殺技で殺されるなら兎も角、皮膚を擦りむいたぐらいで死にたくなんかないですから。
 「どうだ、このプレスもなかなかいいだろう」
 「ホイ。ただ、さすがに頭だけプレスされると圧力が一極集中するので厳しいです。本当に頭蓋骨が折れそうです」
 「おっと、そうだな。頭蓋骨が折れたらさすがに生きていられないか」
 「ホイ」
 「悪かった。このまままたプレスするのはやめておくよ」
 「ホイ」
 「可愛いおまえに死なれたら面白くないからな」
 「ホイ。でも、気持ちいいです」
 「そうか。じゃあ、このまま大人しくしてな」
 「ホイ」
 「存分に可愛がってやるぜ」
 男は私をこの写真の体制のまま、今度は腹部攻撃に出ました。
 「ホイ!ホイ!もっと、もっと蹴り上げて下さい」
 「いいねえ。可愛いよ」
 「ホイ!ホイ!もっと肉棒を蹴り上げて下さい」
 「よっしゃ!お望みとあらば。しごいてやっても良いぞ」
 「ホイ!」
 私の大好きな腹部攻撃が続きました。
 これはもう快楽です。男も一生懸命いたぶってくれるので完全に身を任せてしまいました。
 私は、今度は気を失ったのではなく、眠りに就いたのでした。
 しかし、この時既に、私の体には危機的状況が発生していたのでした。
 この埃まみれの腕に・・・(続く)

テーマ : ゾルダーの自慰行為
ジャンル : アダルト

ある男に囚われたゾルダー⑦

ベッドプレス
 さすがに男のプレス攻撃が気持ちよかった私も次に目覚めた時はもう沢山だと思いました。
 「お願いだ、どうか、勘弁してくれ・・・」
 「何?気付いたと思ったらもうそんな言葉遣いか」
 「何を言ってるんだ。何故、おまえに敬語なんか・・・」
 「ゾルダーのくせに。ふざけるな!」
 「うう・・・」
 私は再び、男に敬語を使いたい衝動に駆られました。
 「何だ?『うう』じゃないだろう?『ホイ』だろう」
 「ホイ。お許し下さい」
 「そうだ。それでいいんだ」
 「ホイ。どうかお許し下さい。この状況では死んでしまいます」
 何故、こんなことを言ってしまったのでしょう。男に笑い飛ばされてしまいました。
 「ばっかじゃないの。おまえ、さっきと言ってることが違うぜ」
 「そ、それは・・・」
 「死ぬことが生甲斐だって言ってなかったっけ?」
 「そ、そうだ・・・」
 「いやあ、片腹痛いね。おまえ完全に心変わりしたな」
 「なにを言う・・・」
 「認めなよ。死ぬのが惜しくなったって」
 「いや、死ぬのは惜しくない。おまえに殺されるのが嫌なんだ」
 「馬鹿野郎!」男はベッドの下の私の頭を蹴りました。
 「ホイッ!お許しを」
 「よく解ってるじゃねえか。そうだ。言葉遣いに気をつけろ」
 「ホイ!」
 「よしよし。可愛い奴だ。おまえを殺しやしないよ。ただ、徹底的にいたぶって半殺しにしてやるんだ」
 「お、お許しを・・・」
 「最後まで聞け!いたぶり続けて苦しみを与え続けて生きている有り難味を味わわせてやるよ」
 この一言に私はもう我慢が出来ませんでした。
 「なんという有難い御言葉。もっと、もっと、いたぶり続けて殺して下さい!」
 「よく言った!可愛いぜ!おまえはよ!」
 私はこうして、完全に男に魂を売ったのでした。
 男はプレスされたままの私を無理矢理力任せに足から引きずり出そうとしました。
 「ホイ!お許しを」
 「何?」
 「このままもっとプレスして下さい」
 「嫌だね」
 「お許しを」
 「うるさい!飽きたんだよ」
 「ホイ!ホイ!ホイ!」
 私は泣き叫びましたが聞き入れられませんでした。
 「こうしたほうがもっと気持ちいいぜ!」
 「ホイーーーッ・・・」
 私はまた気を失いました・・・(続く)

テーマ : ゾルダーの自慰行為
ジャンル : アダルト

ある男に囚われたゾルダー⑥

ベッドプレス
 「ホイー・・・」
 伸びていた私は更に圧迫感を感じたことで目覚めました。
 「お、気が付いたか」
 その声はどうやら真上から聞こえてくるようでした。
 「これで死なないとはさすがは化物だ」
 「ち、違う・・・、化物じゃない・・・」
 「何だと?自分の状況が解ってないのか?ヨイショ!」
 掛け声の次に私はまた圧迫感を感じました。「ホイッ」と声を漏らしました。男はをプレスしているベッドの上に乗っかっているのです。
 「お、お許し下さい」また私はこんな何の関係もない男に対して卑屈な言葉遣いをしてしまいました。
 「よし、それでいいんだ。やっぱり可愛いねえ。おまえは」
 「ホ、ホイ」
 どうして・・・。私は肯定の返事をしてしまいました。彼が一生懸命プレスする度に私は悲鳴を上げました。
 「もっともっと可愛がってやるよ!ヨイショ!ヨイショ!」
 「ホイ!ホイ!・・・」
 「それそれどうだどうだ」
 「ホイ!ホイ!」
 「『ホイ!』じゃないだろ。『イー』だろ?『良い』だろ?」
 「ホイ!それは別の秘密結社の人達の言葉だ・・・」
 「何?」
 「ホイ!お許し下さい。『ホイ!』としか叫べません」
 「なんだなんだ。しょうがないな。許してやるよ」
 「ホイ!」
 「もっと叫べ。もっと苦しめ」
 「ホイ!ホイ!」
 「もっと叫べ。もっと気持ちよくなれ」
 「ホイ!ホイ!」
 「さあどうだどうだ。ヨイショ!ヨイショ!」
 「ホイ!ホイ!もっと、もっと・・・」
 「もっとなんだ?」
 「ホイ!ホイ!苦しい・・・」
 「何?苦しい?」
 「ホイ!ホイ!気持ちい・・・」
 「何?気持ちい?」
 「ホイ!ホイ!苦し気持ちい・・・」
 「ハハハ、そうだろ、そうだろ、ヨイショ!ヨシショ!」
 「ホイ!ホイ!ホイ!ホイ!」
 「ハハハ、そのまま死ね死ね!」
 「ホイ!ホイ!」
 「せーの、ヨシショ!」
 「ホイーッ!」
 男の今までにないプレスが炸裂し、私はまた伸びてしまいました・・・(続く)

テーマ : ゾルダーの自慰行為
ジャンル : アダルト

ある男に囚われたゾルダー⑤

 ゾルダーの全身の人工皮膚を引き剥がした男は外皮のなくなったゾルダーが蒸発し尽すのを見届けて私に振り向きました。
 「一体、どうなってるんだ・・・」
 「なんてむごい事を・・・」
 「俺は、ただ・・・」さすがにふてぶてしかった男もゾルダーにまた蒸発されて言葉を失っているようでした。
 「ゾルダーの命である人工皮膚を剥がすことがどんなにむごたらしい事か」
 「だってよ、よくゴレンジャーとかに引き剥がされてるじゃないか」
 「でも、引き剥がした後のことまで知らなかったって言うんだろう?」
 「そうだ、観たことがなかったから・・・」
 「そうだ。それは引き剥がした後が余りにもグロテスクだから子供には刺激が強くて見せないだけなんだ」
 「どうして、ここまで・・・」
 「我々が何にでも化けられる為だ」
 「そうかもしれないが、これを着るだけで出来る様になるのかと」と男は剥がして自分の手元に残った人工皮膚をかざした。
 「ゾルダーになるとはそんな生易しいものじゃないんだ!」
 「俺には解らない・・・」
 「我々は一瞬にして自分の体を変えることが出来る。石森章太郎が作った「サイボーグ009」の007と同じ能力だ。しかし、その為には脳の指令をより早く人工皮膚に届ける必要があるんだ。元あった天然皮膚は邪魔なんだ。だから直接筋肉などに張り付ける必要があるからこうなってるんだ」
 「そうかもしれないが、そこまでの科学力なら他にこの『人工皮膚』に脳からの指令を送る方法があるんじゃないか?」
 「筋肉に直接張り付けるにはもう一つ理由がある。人工皮膚の圧迫感を直接筋肉に感じさせて短期間で戦闘員としての強靭な肉体を養成する為に必要なんだ」
 「何もそこまでのリスクを背負ってまで。普通にトレーニングすれば・・・」
 「そんなにのんびり出来るか!われわれゾルダーはどれだけ大量にゴレンジャーに殺され続けたと思っているんだ。それに追いつく戦力補強の為にはたった一日で戦える能力を身に着けなければならないんだ!」
 「だが、顔は関係ないだろう」
 「顔はついでだ」
 「ついでって・・・」
 「生身時代の顔のままじゃ貴様に引き剥がす不届き者に遭遇してしまった時にまずいだろう」
 「それなら、整形手術でいいじゃないか」
 「またのんびりしたことを言うんだな。ついでに顔面も引き剥がした方が手っ取り早いじゃないか」
 「そんな・・・」
 「我々ゾルダーは大量生産の消耗品なんだぞ!」
 「消耗品?自分のことをそんな風に言うなよ」
 「うるさい!消耗品として死ぬことが誇りなのに。うるさい!」
 私は仲間がまた死んで興奮して男を圧倒していましたがここで大人しかった男が我に帰ってしまいました。
 「何?『うるさい』だと!」
 「そ、そうだ」
 「ゾルダーのくせに。やっぱり化物のくせに。ふざけるな!」
 形成逆転はまた形勢逆転です。男は私をベッドから引き摺り下ろすと本当にこれが生身の人間かという凄まじい力を発揮しました。
 「や、止めてくれ」
 「うるさい!ゾルダーのくせに生意気な!」
 「お、お許し下さい」
 私はこんな何の関係もない男につい卑屈な言葉遣いをしてしまいました。
 男はベッドを渾身の力で持ち上げました。そして、怯える私にめがけて倒し込みました。
 私はその衝撃にとてつもない快感を覚えました。
 そして、プレスされ、伸びたのでした・・・(続く)
ベッドプレス

テーマ : ゾルダーの自慰行為
ジャンル : アダルト

ある男に囚われたゾルダー④

緊縛
 長く気を失っていたようでした。気付くと私は縛られていました。
 「お、目覚めたか、可哀相だが縛らせてもらったよ」
 「畜生」
 「おっと、そんなこといてもいいのかな。どうだい、気持ちいいだろう」
 「そ、そんなこと・・・」
 いや、明らかに気持ちよかった。首も程よく絞められているし・・・。
 その時、もう一人ゾルダーが伸びているのが目に入りました。
 「どうして・・・」
 「さっき死なれちゃったから、おまえが伸びている間にもう一人捕まえてきたのさ」
 「どうして、そんなに我々を探し出せるんだ・・・」
 「さあね。俺は鼻が利くのさ」
 「そんな・・・。我々ばかり捕まえてどうするんだ。黒十字軍は滅亡して活動してないんだぞ。今生きているゾルダーは活動経験がない者が殆どなんだぞ。なんで今捕まらないといけないんだ・・・」
 「それはさあ、おまえらが可愛いからだよ」
 「なんだって?」
 「ただそれだけのこと。俺はそれ以外に興味はないね。さてと、どうしてくれようかな」
 「止めてくれ、俺たちを解放してくれ。暗躍しているとはいえ何もしてないじゃないか」
 「それはそうだが関係ないね。俺はおまえらが好きなんだ」
 「何が好きなんだ。馬鹿にしやがって」
 「馬鹿にしてないさ。可愛いって褒めてるじゃん」
 「うるさい、気持ち悪い」
 「おいおい、自分の格好を差し置いてその言い方はないだろう」
 「なんだって?」
 「俺は可愛いって思うけど、世間一般の感覚じゃおまえら気持ち悪いとしか思われてないぜ」
 「うるさい!ゾルダーの誇り高いこの容姿を愚かな人間に汚されてたまるものか!」
 「そう、俺は汚しやしないさ。でも、他の人間は違う。だから、おまえら一生俺に囲われろ。その方が安全だぞ」
 「嫌だ!誰が愚かな人間に従うものか!」
 「おっと、でも俺から逃れたってどうせ、その愚かな人間に従って生きてるんだろ」
 「それは・・・」
 私は何も言えませんでした。その通りだからです。我々ゾルダーは愚かな人間社会に溶け込むために愚かな人間社会で従順を装って生きるしかないのです。
 「俺に従っていればずっとそのままの格好で居られるぜ。そうしたいんだろう?わざわざこの『誇り高い』格好を解きたくないんだろう、こうやって」
 男は伸びているゾルダーに歩み寄りその顎に指を掛けました。
 「お、おい、止めろ!」私は戦慄で声が裏返りました。
 「こうやって、ひっぺがすと、おまえらだって『愚かな人間』とやらとなにも変わらないんだ」
 「ち、違う!」
 「何が違うものか!『愚かな人間社会』に暗躍するには『愚かな人間』に戻るしかないだろう」
 「違う!俺たちは『愚かな人間』に化けているんだ!」
 「はあ?何を言ってるのかな?おまえら人間なんだろう」
 「そうだ!」
 「そうなんだろう。俺はずっと化物と思ってたけどそれが見当違いだってことはおまえを捕まえてみて初めて解ったんだ。ただ、どうしたわけか死んだら蒸発するような体質らしいが」
 「そうだ、それは俺たちが『愚かな人間』と違って優れているからだ!」
 「おかしなことをいうね。特異体質に生まれてきただけじゃないの」
 「そうだ!特異体質に改造された優れた人間なんだ!」
 「でも、この化けの皮一枚脱げばだたの人間となんら変わらない」
 「違う!」
 「何が違うのかな?」
 「それは・・・」
 「解ったよ。ちょっと見せてもらうよ」
 男は再び伸びたゾルダーの顎に指を掛けました。
 「や、やめろ!止めてくれ」
 私の仲間を想う悲痛な叫びは聞き入れられませんでした。
 男の指がゾルダーの首から上の人工皮膚を剥ぎ取り始めました。
 男は全部剥ぎ取り終わったのでした。
 「な、なんなんだ・・・」
 今度は男が戦慄する番でした。
 剥ぎ取られたゾルダーの頭部は赤かったのです。
 筋肉が剥き出しになりました。
 両眼は瞼などなくぎらぎらと輝いていました。
 当然、毛髪など生えているわけがありませんでした。
 「どうなってるんだ?」
 男は驚愕しながらもゾルダーの全身を剥ぎ取り始めました。私は仲間の運命を諦め眼を背けていました。もう頭部を剥がれた時点で駄目だから。
 男が眼にしたものは理科室の標本さながらの生の人間です。
 しかし、全部剥ぎ取るとまもなく、その全身は蒸発していきました。
 男の手に、ゾルダーの体から剥ぎ取ったばかりに蒸発機能が働かなかった人工皮膚だけが残ったのでした・・・。(続く)

テーマ : ゾルダーの自慰行為
ジャンル : アダルト

プロフィール

ゾルダー1975号

Author:ゾルダー1975号
黒十字軍滅亡後の5歳頃、極悪非道なゴレンジャーに大量殺戮されるゾルダーの映像を見せ付けられ洗脳される。異形の物をいともたやすく殺害する行為に対する憎しみ、玩具の様に弄ばれる性的快感、個性的な自分の肉体を捨て無個性な集団の捨て駒として死ぬ悦びを脳に植えつけられる。16歳の時、全身を人工皮膚で覆う手術を敢行、改造人間として生まれ変わる。日中は日本人の姿で暗躍し、夜はゾルダーの姿に戻る生活が始まる。26歳頃、人工皮膚のおかげで仮性包茎に改善する。度重なる人工皮膚のマイナーチェンジで今日に至る。現在の年齢は秘密。黒十字軍に入軍しゾルダーとして生きゾルダーとして死ぬ素晴らしさのプロパガンダに務め新たなるゾルダーを増殖させることが目的。


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