改造人間ゾルダー

　この元記事をアップしたのはもう三年前のことですが、先日、初めて賛同拍手を頂きました。
　この記事の主張が支持されることが最も嬉しいです。
　今一度、頒布したいと思い、再掲します。

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　この記事では、ゾルダーの人工皮膚の下の顔が特殊加工されていることが間違いない裏付けの検証をします。
　先ず、お読みいただく前に論点を踏まえて頂きましょう。
　・基地に戻って来たゾルダーのチェック方法が顔面透視写真。
　・「覆面」の下をチェックするのならば、「覆面」を取れ、でよいはず。
　・敢えて「顔面透視」という回りくどい方法を採るということは、ゾルダーには「覆面」を取れない事情がある。
　・組織内で「覆面」を取れない事情＝恒常的に「覆面」を取れないという事情
　・恒常的に「覆面」を取れない状況＝組織内の誰もが「覆面」の下の「顔」を知らない状況。
　・「覆面」の下の顔を知らなくても透視写真で本物のゾルダーだと判る状態の必要がある。
　・「覆面」の下の顔を知らなくても本物だと判る状態＝生身の人間のままの顔ではない状態
　・生身の人間のままの顔ではない状態とは少なくとも黒十字軍の一員と判るマーキングがあるはず。
　・マーキングを目視ではなく透視なのは「覆面」を取れない事情の裏付け
　・マーキングこそが「覆面」を取れない事情の可能性
　・取れない「覆面」は覆面とは言えない。


　囮のアオとキ


　タンクローリーを襲う六人

　やられたのはこの人だけ

　アカが飛びのって来る

　アカに痛められる運転手


　入口警備は二人と・・・

　一人の三人

　「ご苦労だった。記念写真を一枚写しておこうか！」

　この「記念写真」という名目は何だかよく解らないですがこの時点ではタンクローリーの運転手がまさか偽者だとは思っていない様なので恒常的なチェック行為だったと推定出来ます。ところが・・・


　ストロボ発光

　カメラ仮面様に顔を向けるアカゾルダー

　黒光り？で真っ白なアカゾルダー

　眩しくて眼をつむるアカゾルダー

　眩しくて眼をつむるアカゾルダー

　顔を背けるアカゾルダー

　早速印画紙を抜き取る

　アカの素顔が丸見え！

　この写真を観たことでこの運転手が本物ではないことに気付いています。この時のカメラ仮面様のリアクションがとても重要な鍵なのです。
　写真撮影をする直前まで普通に仲間を迎え入れる雰囲気だったのに透視写真を観た瞬間に一変します。
　仲間ではないと判ったのでその後、それなりの対処をするわけです。


　「行け！」と言われるアカゾルダー

　運転のアカゾルダー

　アカゾルダーの背後にカメラ仮面様

　あの変な声で「ホイ！」と叫ぶアカ

　ここでももう一度無理に「ホイ！」と叫ぶ

　アカゾルダーが四人の本物ゾルダーに囲まれる

　アカゾルダー

　ゾルダーの顔面を剥ぐ腕がもうゾルダーじゃない・・・

　ゾルダーの顔が剥がれて・・・

　げ！もういつもの格好になってる・・・

　一番の疑問は何故透視写真でなければならないかということです。
　敢えて透視写真を撮るわけですからスパイでないかどうかのチェックだと思われます。
　でもそんな込み入ったことをしなくても「面を取れ！」で済むと普通は思いませんか？
　この点から本物のゾルダーには少なくとも「面」などというものは取れない事情があることが断定出来るのです。
　だから顔面による仲間か否かの識別は透視写真でなければならないのです。
　そうすると、普段から観たことのない大勢の人間の顔を透視写真を観ただけで判別するのは余りに非合理です。今回は海城という超有名人だったから直ぐに偽者だと判ったものの、もししがないイーグル隊員だったとしたら判らないでしょう。
　このことから、少なくとも、本物のゾルダーの顔には透視写真で判る範囲での細工が施されていると断定することが出来るのです。簡単に考えればマーキングです。
　ただ、「面を取れない」けどその下に「マーキングがある」とするならばもっとこのカメラ仮面様の様なチェック方法が恒常的に行われなければならないのに行われていません。洗脳映像の編集の都合とも考えられますが。
　そもそも仲間同士で面を取れない様な事情とはなんなのでしょう。
　そこから「面」を取るとゾルダーの体そのものに不具合が生じる、と断定出来るのです。

　この事項から導き出せる答えはここまでですが過去に取り上げた事項と複合的に導き出せる私の結論はゾルダーのあの真っ黒い外皮は変幻自在な人工皮膚であること、剥ぎ取りは基本不可能で剥ぎ取ってしまった場合生命の危険にさらされること、人工皮膚の下には本来生物が必要な天然の皮膚がないこと、つまりは顔面には元生身の人間時代の顔の皮膚がない、ということなのです。

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　再録します。


　「黒十字軍の為に地雷を抱いて死ね！」
　「ホイ！」

　す、素晴らしい御命令です！
　黒十字軍の為ってはっきりと言って頂いているのですからそれだけで性的興奮を覚えます！


　死ねと言われるだけも興奮するのにこんな格好で死ねるからもっと興奮する！

　ああ、こんな棺桶状態でじっくり死ねるのも気持ち良さそうです。
　でも、ここからある程度埋めていただけるのかと思ったら・・・


　しかし、どう観てもバリタンクから丸見えの人

　これじゃあバリタンクも気付いて轢かないですよ。
　それとも鋼鉄虎仮面様はバリタンクに轢かせるんじゃなくてバリタンクが気付いてまたぐ事を計算していたのでしょうか？
　もしそうなら、その意図がゾルダーさんには全く伝わっていませんでした。


　ああ！潰される快感！と期待したら・・・

　この人の姿が見える

　バリタンクが行き過ぎ、首をもたげる

　状況が飲み込めず・・・

　きっと自分が寝ていれば勝手にバリタンクは自分を轢き自分もバリタンクも木っ端微塵だと思っていたのです。


　「ハ！」と例の裏声で漏らすのが可愛い！

　ところが、自分のミスにここで気付いたのです。
　地雷を踏ませるだけなら地雷を埋めるだけでいいのです。
　要は地雷を踏まなかった場合でも自分が下から地雷をぶつけなければならなかったのです。
　それでこそ自爆の意味があるのに・・・。


　「ええい、この薄のろめ！」と罵倒されたので・・・

　確かに。これは鋼鉄虎仮面様の作戦不備でもなければ八つ当たりでもありません。
　だからこそ・・・


　「ホイ」と覚悟の叫びを発し地雷で受け止める

　爆死①

　この行動、殴られそうになったので条件反射的に殴られないように受け止めた様に見えるのですが違うことが判明しました。
　「ホイ！」の叫び声に注意して観ていると爆発前と後に聞こえるのです。
　つまり、後は吹っ飛んだ二人のものですが前は爆死した人のものなのです。
　この人は殴られる時に爆死の覚悟をして「ホイ！」と叫び地雷を差し出したということです。
　御迷惑をおかけして申し訳ございません、死を以てお詫びしますの精神でしょう。
　でも結局は爆風を浴びせてしまって・・・。
　いずれにしても御迷惑掛けっぱなしのゾルダーさんでした。
　でも私は敢えてこのゾルダーさんの覚悟の死に際を評価したいのです！

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　第76話からの再録を御覧頂きましたがこの三人、どういう経緯でこんな目に遭ってしまったのでしょう。
　私はきっと直前の戦いにヒントがあると想像していました。
　そしてどうやら本当に直前の戦いが影響していることに気付いたのです。

　以下は第75話の最終決戦前後からの再録です。


　アカを取り囲む人①②③④

　アカを取り囲む人⑤⑥

　アカを取り囲む人⑦

　アカを取り囲む人⑧⑨

　最終決戦の場に居たのはこの九人です。
　この直後・・・


　一人死亡

　なので最終決戦開始時は八人居たはずなのですが・・・


　最終決戦突撃は五人のみだったのです。

　生き残っているのに最終決戦で戦闘に加わらなかった例は今まで振り返ってもこの三人が初めてでした。
　きっと三人は端数だったのでこの取っ組み合いに参加できなかっただけに違いないのですが・・・。
　これが戦闘機会放棄と看做されたのです、きっと。
　こうして大将軍の命令で閉じ込められたに違いありません。
　でも一人はちゃんと黒十字軍の為の実験台として本望を全うできました。
　実に幸せなことです。
　そして私を洗脳するのに十分な役割を果たしてくれました。
　ありがとうございます。

　今度は是非、私が実験台となって後進のゾルダー志願者を洗脳する役割を担いたいです！

　黒十字軍万歳！
　ゾルダー万歳！

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　「ホイ！」と叫ぶ人達①②

　「ホイ！」と叫ぶ人達③④

　「ホイ！」と叫ぶ人達⑤⑥

　あれ？プレーンゾルダーさんなの？と思ったのですが・・・


　作業中の四人に対して・・・

　「そこでなにをしてるの！」と激しい口調がちょっとグっと来る。その視線の先は・・・

　脱いでいる！

　忍団ゾルダーの顔が！

　イーグル帽に忍団顔がなんかおかしい！

　イーグル隊員服も・・・

　帽子も全て投げ捨て・・・

　忍団ゾルダーの姿に戻った四人

　これぞ忍団が元々普通のゾルダーさんだったことを示す良例です。
　我々は脳改造によって「ホイ！」と叫ぶようにされているわけではなく自らの意志で「ホイ！」と叫んでいることは何度も述べているところですが忍団も同様です。「ケケケケケケ」や「ヒョウ！」は個々が自らの意志で発しているのです。
　忍団である以上忍団用の掛け声を発するべきです。
　しかし、この人達はそれを忘れてしまったのです。
　顔面だけの変身でいい様にイーグル隊員から剥がした制服を纏っていたとはいえ、変身する為に集中力を使っているものですからつい昔の癖で「ホイ！」と叫んでしまったのでしょう。
　忍団に生まれ変わってもゾルダー魂は永遠なのです！

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　自分の顔から外したスローモーション眼鏡を六人に自ら顔に掛けてくれる眼鏡仮面様

　スローモーション眼鏡を掛けると相手の動きが遅く見えて相手の攻撃をかわせるだけでなく自分も相手に攻撃しやすくなるのです。
　しかし、どういう原理なんでしょう？
　時間軸をずらすことが出来るってことでしょうか？
　時間軸を操るのでないとするならば相手の動きがそのままである以上自分の身体能力アップを促進する機能と考えるしかないと思います。
　眼鏡が視神経を通して脳を活発化させ脳からの指令速度が速くなると考えるのが妥当ではないでしょうか？


　サービスアップ

　あれ？五人しかいない！！！

　キックを余裕で受け止め・・・

　投げる三人！

　余裕の五人！

　サービスアップ

　サービスアップ

　ミドパンチャーをかわす三人

　ビュートをかわす人

　イヤリング爆弾は・・・

　なんと一番前の人が右手でキャッチ！

　「爆弾返し！」と言い放って投げ返す！

　よっしゃあ！でも死なないのがゴレンジャー・・・

　奴らを翻弄する五人


　待ち伏せされていた眼鏡仮面様。直近三人は・・・

　簡単に・・・

　捻られたので・・・

　呼ばれて出てきた暗殺部隊五人！

　サービスアップ

　この人は地面に叩きつけられるも・・・

　すぐ跳ね起きたので空振のキ

　どうだと言わんばかりの得意げなポーズ！

　キを踏みつける！

　ブルーチェリーは素手でキャッチ！

　こんなもの！てな感じに捨てる！

　これ！一番カッコいいです！素敵です！こんなゾルダーさんに抱かれて眠りたいです！
　でも、この人達、結局は殺されちゃうんですよねえ・・・。
　酷い！


　キを翻弄する五人

　健闘の暗殺部隊五人

　画像が悪くて申し訳ないがこのコマで右の人の眼鏡が紐止めされているのが確認できる

　これは凄いです！忍団よりもある意味凄いかも知れません。
　とするならば、です。
　なんでこの眼鏡をもっと採用しないのでしょう？
　暗殺軍団限定なのでしょう？
　しかも、最初は六人に授けたのにずっと活動したのは五人ってどういうこと？
　眼鏡が眼鏡仮面様の生死と連動しているわけでもないのなら直属でないゾルダーにも一般流布させればいいんじゃ？？？
　なんてお考えの方もいると思います。
　私がお答えしましょう！
　眼鏡仮面様独自の武器なので他の仮面怪人様はプライドがあって採用できない、って答えもありかとは思いますが・・・。
　最大の理由はゾルダーの体に良くないから、でしょう。
　この記事の最初に述べましたがこの眼鏡の原理は視神経を通して脳を活発化させ脳からの指令速度が速くなると私は考えます。
　そんなことをずっと急造で促していたら明らかに神経系統が参ってしまいますよ。
　だから全てのゾルダーにこれを使用させるというわけには行かなかったのだと思います。
　おお、なんてゾルダー思いの組織でしょう！
　でも、その結果、明らかに死者は増え続けるんですけどね。
　でも、それでいいんです。
　やられる為に、虐待されることによる性的快感を得るために、無残に殺される為に、我々ゾルダーは生きているんですから！
　ひと時のいい夢でした・・・。

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