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ある男に囚われたゾルダー②

 「ゾルダーは死ぬのが生き甲斐なんだ!死ぬ為に生きているんだ!馬鹿にするな!」
首突き
 「ゾルダーのくせにっ!自決なんて勝手な事絶対させない!無駄だと言う事が直ぐに解るさ」
 「そ、それはどういうことだ・・・」
 「自分で死ぬなんて生意気だって言ってるんだよ!こいつ、勝手に死にやがって、え、お、おい・・・」
 男は絶句しました。先ほど自決したゾルダーの屍に異変が起こったのです。
 「どういうことだ・・・。やっぱりおまえら、化物だ・・・」
 「うるさい!化物というな!」
 「だってよ・・・」
 ゾルダーの屍は徐々に蒸発していきました。
 「そうさ!我々は死ねば蒸発するんだ!悪いか!」
 「悪いって・・・。まあ、悪いよな」
 「なんだと!」
 「だってよ死体でもいいから手元に置いておきたいと思っていたから・・・」
 「馬鹿な。そんなことが許されると思っているのか。我々は黒十字軍の秘密を守る為に死ねばすぐに蒸発するように改造されているんだ。ざまあ見ろ!」
 「なんだと、ゾルダーのくせにっ!なんだその口の利き方は!」
 「何言ってるんだ?」
 「雑魚の癖に生意気だっていってるんだ」
 「雑魚だと・・・。よくも、よくも・・・。もう耐えられない。黒十字軍万歳!」
 遂に首を突こうとしたそのとき、男が勢いよく襲ってきました。
 「ホイ!」
 私は黒十字カッターをはね飛ばされてしまいました。
 「畜生!」
 「どうだ悔しいか。これで簡単には死ねないだろう」
 「ホイ!」
 私は男に襲い掛かりました。こうなったらこの男の手から逃れる道を考えました。
 しかし、簡単に男に組み伏されてしまいました。
 「どうだ!」
 「そ、そんな・・・。我々は改造されて強いはずなのに・・・」
 「馬鹿か!おまえら化物如きに負ける人間様ではないわ!」
 「そ、そんな・・・。ゾルダーより強い人間がゴレンジャー以外にいるなんて・・・」
 「人間だって鍛えれば強くなれるんだよ」
 「そんな、改造されて強いはずなのに・・・」
 「馬鹿か!改造人間だかなんだか知らないが自分の鍛錬が足りないんだろうよ」
 確かに。我々ゾルダーは人工皮膚に改造され筋肉強化はされているが私などは黒十字軍の下戦闘訓練をうけたことがない世代なのでどうすれば戦えるかを体が覚えこんでいない・・・。
 「殺せ!殺してくれ!」
 「嫌だね。勿体無い。こんな良質のゾルダー。おまえなかなか可愛いしな」
 「か、可愛いだって?おい、おまえ、おかしいんじゃないか」
 「おかしかねえよ。こうやってさあ・・・」
 奴は自分の体をより密接に寄せ付けて私を締め上げた。
 「や、やめろ・・・」
 「ああ、温かいねえ・・・」
 その言葉がそこばゆかった。そういえば、温かい・・・。
 「あ、ああ、そうさね・・・」
 「だろう。生きてる証しだな。おまえが人間かどうかは兎も角、生き物であることは解ったよ」
 「そ、そうだ・・・」
 「生きてるんだったら、死ぬなよ。簡単に命を捨てるなよ」
 「そ、それは・・・」
 「生きてりゃ、何だっていい思いが出来るんだぜ。いい気持ちになれるんだぜ・・・」
 「ホイ・・・」
 私はこの男のスキンシップと言葉攻めにすっかりのぼせ上がっていました。でも我に帰りました。
 「うるさい!生きてて何がいいものか!ゾルダーは死ぬ為に生きてるんだ!死ぬことのことがいいんだ!」
 私は男を振り解きました。
 「あ、そう、そこまでいうならお望みどおり殺してやるよ!死ね!」
 「ホイーッ・・・」(続く)

テーマ : ゾルダーの自慰行為
ジャンル : アダルト

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非公開コメント

先日の

緊急メンテナンスで最近の「拍手」とコメントが消えていた。
自分の「拍手」は再度クリックし直したから。
消えてしまったコメントは自分にはどうしようもないねOTL
最初は削除されてしまったのかと.......。
削除じゃなくて良かった。連続ストーリーも途中だし.....。

コメントを頂いた方へ

 御心配おかけしました。拍手をし直して頂いて恐縮です!
 この数日、パソコンが手元にない環境にいたのでケータイチェックはいていたんですが自分にはどうにも出来ずで・・・。
 折角のあなた様との興奮のやりとりがなくなってしまい、もしかしたら私が削除したと誤解されているのではと心配したのですが状況を御理解頂いている様で安心しました。サーバーの故障でバックアップしきれていないのでなくなってしまったそうです。
 物語などの再開はもう暫くお待ちください。
 また、巧みな言葉責めでなぶり殺しにして下さい!
 お願いします。

 ところで、今回のコメントはは公開OKの設定で投稿されてますが公開して大丈夫ですか?宜しければそのお返事を待って公開承認します。

No title

今回のコメントは別に公開OKで良い内容かなと思ったもんで。
OKの方向でどうぞ。

そうですね

 はい、滅茶苦茶興奮するいつもの内容ではないですしね。
 申し訳ございません。
 お許し下さい。
 いや、私的にはいつものコメントも公開OKなんですが、ハンドルネームがばれるとまずいかと余計な心配をしてしまいました。
 どうかこんな間抜けゾルダーを徹底的に傷めつけて殺してください。

あれあれ?

昨日のエントリーと書いたコメントが消えてしまっている。なぜ?

Re: あれあれ?

 おお、丁度いま書かれたばかりで。
 どうぞお許し下さい。
 私もビックリで今問い合わせ中です。
 でも不思議なことに深夜に書かれたコメントは残ってるんですよ!
 ありえねー!
 本体が消えたらコメントも消えるはずなのに。
 あの超素敵な言葉責めは読ませていただきました。
 ただ、出来れば復旧してから悶えさせて頂きたいのでもう暫くお待ち下さい・・・。
プロフィール

ゾルダー1975号

Author:ゾルダー1975号
黒十字軍滅亡後の5歳頃、極悪非道なゴレンジャーに大量殺戮されるゾルダーの映像を見せ付けられ洗脳される。異形の物をいともたやすく殺害する行為に対する憎しみ、玩具の様に弄ばれる性的快感、個性的な自分の肉体を捨て無個性な集団の捨て駒として死ぬ悦びを脳に植えつけられる。16歳の時、全身を人工皮膚で覆う手術を敢行、改造人間として生まれ変わる。日中は日本人の姿で暗躍し、夜はゾルダーの姿に戻る生活が始まる。26歳頃、人工皮膚のおかげで仮性包茎に改善する。度重なる人工皮膚のマイナーチェンジで今日に至る。現在の年齢は秘密。黒十字軍に入軍しゾルダーとして生きゾルダーとして死ぬ素晴らしさのプロパガンダに務め新たなるゾルダーを増殖させることが目的。


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